SBSラジオ〔静岡放送〕鉄崎幹人のWASABIに出演しました その1

2019年10月22日・12月10日 

「マンションの減災と、トイレについて考える」を2回に分けてお話させていただきました。本日は、1日目をご紹介します。

  SBSラジオ〔静岡放送〕11:35~11:45

  鉄崎幹人のWASABIの番組の中のコーナー

  【防災プロジェクト Team Budy】

10月22日は「マンションでの災害とは?~マンションの防災・備災を区分所有者の立場から考える~」

「マンションって、人と人との関係が希薄で大変でしょ・・・」

そうなんですよね。ホントその通り。

しかし、昨今の災害からマンションでも「人と人との繋がり」が

必要ではないかと、問い直されていますよね。

マンションで災害に遭うということは、

共用部分と、専有部分の両方の被害に遭うということなんです。

専有部分といっても、共用設備と繋がってたり。

雨漏りなんかもそうですよね。

つまり、自分だけで対応する事が出来ない部分もあるということです。

なので、初めから分譲マンションを購入すると「区分所有者」として

管理組合の運営に参加して全員で自分達の建物・設備を

管理しなくてはならない義務になっています。

実は、初めから「管理組合」といものを通して

「人と人の繋がり」がなくてはならないもになっているんです。

賃貸マンションとの違いはここ!

なのに、管理会社(管理組合のパートナー)がいるから、

自分達は何もしなくていいと、

人任せになってしまっている方が多いのではないでしょうか。

だから災害の事も「誰かがやってくれる」からと、お客様になってませんか?

そこで、実際に災害に遭い、共用設備の修繕・補修をすることから始まった

様々な管理組合の体験談を元にお話させていただきました。

10分と短い時間でとてもお伝えきれませんでしたが、

なんとなく「そうなんだー」って思っていただければ嬉しいです。

分譲マンションというカテゴリーは、なかなかスポットを浴びせていただけないなか

SBS放送様に、この度このような機会を頂けました事、心からお礼申し上げます。

体験者が気づかせてくれたこと

2019年7月6日

日本全国に増え続ける分譲マンション・・・縦型長屋の共同管理の集合住宅。

この住まい方、初めて日本に登場してまだ63年あまり。

そりゃあー、まだまだ未知なわけでして。

でも、災害は数々体験してきていますよね。

なのに不思議です。

分譲マンションの防災・備災は、おいてきぼり。

どうしたら、多くの方(管理組合)に関心を持ってもらえるのだろう?

そんなことを考えていた時にチーム・トイレの自由 https://www.toilet.ne.jp  さんが

ご紹介くださった1冊のマンガから災害の体験を知るこで

【ただただ怖い】ではなく【事実を知ることで状況をイメージして備える】そんな

きっかけをくれました。

  『明日、地震がやってくる!』

  著者: 世鳥アスカ

  発行: 株式会社KADOKAWA

「明日、地震がやってくる!」より

3・11東日本大震災の時、著者の世鳥アスカさんは

千葉県浦安市のマンションにお住まいでした。

マンションで、ライフラインが止まるとどうなるのか・・・?

リアルに、でもユーモアたっぷりに書かれています。

残念ながら、分譲マンションの管理組合としての動きは

描かれていませんが・・・。

マンボープロジェクトとして「管理組合としての災害時のトイレ」

ここに力を入れて考える「2つのきっかけ」のうちの1つであります。

追伸:ご紹介させていただきまし本は、現在書店では販売されていません。チーム・トイレの自由さんのホームページhttps://www.toilet.ne.jpにてご購入されるかAmazo、Kindleなどで購入できます。

家族で楽しむ一週間災害用トイレ生活

2019年7月22日

「トイレを長期間使えないとなったら…」

縦型長屋の建物に設備を共有して住む者にとっては

とても気になる問題!

そこで、

家の便器は使えるけど水は流せない!

を想定して「袋の中で吸わせる」=携帯トイレを使って

一週間夫婦で体験してみました。

その体験談を

マンション・ラボ https://www.mlab.ne.jp さんが取材してくださり、

可愛く、真面目にまとめてくださいました。

マンボープロジェクトの想いも語らせていただいてます。

3分割になってますので、ひとつづつクリックしてのぞいてみてくださいませ。

https://www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/

https://www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/2/

https:/www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/3/

理事会を開催する?しない?事例をご紹介

コロナウイルスの感染に関する対策は、話し合ってますか?

3密ダメと言われてるし、コロナの感染が怖いから…

理事会の定例会をどうするか。考え方は色々でしょう。

新理事会が発足したばかりでなければ、継続議案は急ぐものでなければ

今、話し合わなくてももちろん大丈夫。

緊急のものがあっても、今まで顔を合わせて話し合ってきた理事会。

連絡文をLINEなどを使って共有することで、意見交換もできますよね。

しかし、オール新メンバーだったら・・・

状況は確実に違います。いくら、同じマンションに暮らしていても

いきなりの緊急事態の決断はできないですよね。

今回の「災害」コロナウイルスはまさにそれに値するものではないでしょうか。

先日ご紹介したとある理事会さんの今月の理事会をご紹介します。

防災に関しては、諮問委員会として防災委員がある管理組合。

防災委員は継続委員なので、毎年一からの活動ではありません。

輪番制の理事会にとっては、大変心強いサポーターです。

5月が総会であること、コロナウイルス対応について刻一刻と変わることから

普段は個室で開催しているのですが、ソーシャルディスタンスを保って、

通気性の良いエントランスで開催することを決定したそうです。

防災委員長はここで、「コロナウイルス対応報告、マンション内で今後発生した

場合今後の理事会の対応をどうするかを考えて欲しいとのお願い」をされた

そうです。

総会前は、最終審議、確認と理事会の皆さんは、いっぱいいっぱい。

こんな時に、管理組合の中で防災の事を専門で考え、即行動してくれる

諮問委員会の存在は、ほんと有難い!!

反対に、理事会は理事会。自治会が防災に取り組むんだー!

と言ってたマンションさんでは、こんな残念な話があります。

自治会=防災、 理事会は無関心っていう管理組合です。

自治会は、管理組合(区分所有者)でない方も参加しております。

管理規約のことを理解した上で自治会的、対応をして下されば

有難いのですが・・・

「管理規約」をわかったうえでしたら、

消毒をどうするか?

管理会社さんとの連携をどうするか? 等々

これは、自治会で決めれるものでも、対応できるものでもないことに

気付いてもらえるはず。

それでも、何らかの発信をしてくれれば、

もしもの時の、混乱を防げますが

「一切何も掲示もしないでほしい=騒ぎたてる、不安を煽る、村八分を作る」

という感情論だけで、危機管理対策をしない。残念ですよね。

「不安を煽らない、村八分しない為に何かしておきましょう!」のために

先手を打ちたいところなのに。

理事会として、もしもの時にどう対応するかも決めない。決めれない。

災害時は、マンション内の、様々な活動をしている方々が理事会を中心

それぞれの、組織を活かしてこそ、災害に対応が出来、

少しでも早い、マンション内でに生活復旧に繋がるんですよね。

どちらが、正しい!!ではなく、

自身が「最悪の事態」に、ご自身のマンションで、どんな問題が起こるか。

区分所有者の皆様は、区分所有者としての目線でも

一度考えてみる機会をコロナウイルスが与えてくれてるのかもしれませんね。

マンション防災減災サミットに参加しました

2019年2月27日(水) 会場:東京都赤坂

『マンション防災減災事例BOOK』の発行を記念して開催されました

マンション防災減災サッミトにお招きいただき、

様々な工夫凝らしマンション防災に取り組む18の管理組合の皆さまと

パネルディスカッションを通し、マンション同士で情報共有と

交流をさせていただきました。

最高に幸せな時間を過ごさせていただきました。

『マンション防災減災事例BOOK』とは?

元川崎市議会議員の小田理恵子さんが発行人となり

様々な問題や悩ましき事が多いマンションの防災を、

どうやって、各々のマンショの防災活動に取り込んでいけるか。

管理組合の運営そのものから、まちづくり、コミュニティ、防災など

様々な視点から考えられる2冊の冊子が完成いたしました。

編集協力には、マンボープロジェクトのサポートをしてくださっています

 一般社団法人 減災ラボ

 NPO法人 かながわ311ネットワーク

が協力。制作は、マンボープロジェクトを応援をしてくださっています

山本美賢氏が 代表取締役を務める 

 株式会社 ノクチ基地 

さんが、マンションの防災対策への思いを込めて

制作してくださっています。

そして今も皆様と穏やかに交流をし、

マンボープロジェクトのサポートをしてくださる方々も

ここで出会った方々です。

一人では辛いことも、日本全国に目を広げて見ると

こんなにわかりあえる仲間がいたことがたまらなく嬉しい。

この感動を、今まさに悩める管理組合様にも伝えたく、

マンボープロジェクトは粛々と更に活動を始めていきました。

追伸:残念ながらこの冊子は発行分全て配布終了してしまいました。

インターネットラジオ放送局「ゆめのたね」に出演しました

2019年7月3日(水)

ゆめのたね東日本チャンネル「まもらじ」

https://www.facebook.com/woomanbooproject/posts/1071237459749234

Wooマンボープロジェクトのサポートをしてくださってます

坂井誠二(Masahito Sakai)さんのご紹介で、

インターネットラジオ放送局「ゆめのたね」の防災アドバイザーの

楠本あゆ美(Ayumi Kusumoto)さんがパーソナリティーをつとめる

「まもらじ」のコーナーに出演させていただきました。

マンションの管理組合の運営を真剣に考えは始めて今日までの間

たくさんの方々と出逢い、繋いでいただきましたことへの

感謝の気持ちも込めて

マンションの防災・備災、マンションという縦型長屋における

「トイレ」の問題について語らせていただきました。

楠本さんと意気投合。マンションに住まうもの同士の

あるある。

理解してくださる方々が増えると、知恵も増える。

勇気も増しますね。

後日、楠本さんのブログにも放送内容を書いてくださいました。

こちらもあわせて、ご覧いただけると嬉しいです。

https://ameblo.jp/armorssecurity/entry-12489701698.html

【7月3日のまもらじさんはwooマンボ- 簡易トイレでマンション防災】

ラクして暮らす…は何もしない事??

分譲マンションを購入するとき、いろんな選択条件があるでしょうが

一番共通しているのは「ラクして暮らす」=「面倒な事はしなくて良い」

なのではないでしょうか?

「さあー、皆さんと一緒にこの建物と設備を維持管理していきましょ!」

なんて新築購入から考えている人は素晴らしい!!とマンボーちゃんでも思います。

大抵の方は…

なに言ってんの、管理会社さんが管理してくれるんだよ!!!ほら、

「委託管理会社/〇〇〇〇〇〇〇〇」って書いてあるでしょうが!

あー・・・錯覚しちゃいますよね。「委託管理会社」って言葉。

でも、よーくパンフレットや購入契約時の書類をみてみてみて。

その前に、大抵はこう記されてます。

「管理形態/区分所有者全員で管理組合を形成し、管理組合より管理へ委託」

そうなんです。管理会社さんは、区分所有者全員で、

委託契約をして、管理組合の運営のパートナーとして

サポートしてもらっているだけなんです。

賃貸マンションに住み、その借りているマンションのオーナーさんが管理する

のとは意味が違うんです。

「えっ?委託するんだから、ぜーんぶやってよね。って委託すればいいんじゃない?」

そーんな、美味しい話は無いですよね。

だって、このマンションは管理会社の財産じゃないんですもの。

「固定資産、誰が払ってるのかしら?」

区分所有者各々ですよね。

「当り前じゃないそんなこと」

そう思われた方は、きっと理事になればきちんと役目を果たし、

理事を退いても、理事会を運営する方々に感謝をし、協力をなさっていることでしょう。

主体はだれ?  区分所有者全員

どうしたいのかを考えるはだれ? 区分所有者全員

様々な価値観をまとめるのはだれ? 区分所有者全員

決定するのはだれ? 区分所有者全員

この「全員」ていうのが、難しい。面倒ですよね。

ご近所になるべく関わらず、自由気ままなライフスタイルで

誰かがやってくれる、そんな夢のような

ラクして暮らすはずが、何てことでしょう・・・

「いやいいや、意味わかんないわ」

そう思われた方は是非、ご自分のマンションの

管理に係る承認書

管理規約

使用細則

管理委託契約書

この4つに目を通してみてくださいね。更に

各種届出書

多種多様の方がいて価値観が違うのは当たり前ですよね。

だからこそ

ここよー、ここをぶれないで考えれば、あれこれ意見が交わされても

着地点がみえてくるように、作られてるものなんです。自分達の味方!

少しでもラクして暮らせるように

「難しく考えないで、暇つぶしにでも読んでみるか。」からでもいいんです。

そうするとね、必然と

お金から考える防災・備災

ここにたどりつくんです。

「コミュニティ」から考えなくても

分譲マンションの防災・備災を考えていくことはできるんです

管理組合の業務として規約に含まれているのですから。

コミュニティは、取り組んでいるうちに小さくても自然と「ほどよい距離感のコミュニティ」

が生まれてきます。

失敗に次ぐ失敗の中からから学び継続中のマンボーちゃんには

引き出しがたくさんあります(笑)

そんな、マンボーちゃんたちと一緒に考えていただけると

嬉しいです。    つづく。

できることから始めよう

今日は、熊本地震から4年。

マンションと呼ばれる建物が建築基準法に従って建てられていれば

いかに丈夫であるかということ。

しかしながら、熊本市内での2度の震度6強の揺れによる

ダメージは大きかったということ。

そして、補修していく為には管理組合として

いち早く業務が行えるか否かにより

その後の復旧工事に大きく影響するのです。

すなわち少しでも早く、

今までの暮らしをする生活の場所を取り戻すためのポインとが

管理組合力であるということ

それでは、どのような被害があり、

熊本の管理組合の方々が、どのように復旧の道を歩んだのかを

4年経った今でも

まったく知らない管理組合が多いのが現状です。

震災時とその後を、ありのまま知ることで、

対策や備えるものが何かが見えてくるはず。

その為には…やっぱり日頃の「理事会」が

最低限の活動をしておくことが必要です。

理事会が動かなければ始まらない。

「理事会すらまともに開催できないし、役員輪番。やる気ないしさー…」

そうだよねー。でもね、

100点満点完璧な理事会でなくていいんじゃないかな

先ずは、

役員になったら真摯に受け止め理事会に参加をする。

そして、自分たちの「資産」であるマンションを少しでも価値を高め

穏やかに過ごす場所にするにはどうしたらよいかを話し合う。

とことん話し合う。

せっかく考える事が出来る役員になったんですもの。

「お金」の事、「修繕・補修」の事も

災害」のことも考えながら進めていける話ですものね。

「災害対策」も理事会の業務の一つなんです。

そして「ウイルス感染」も「災害」の一つである事が加わりました。

災害は複合でも起こりうるということも忘れないでね。

コロナウイルス感染予防対策の参考事例です

できる範囲でやれる事から

今日は、無理なく居住者の皆さまに「感染防止」と「感染した場合」の対応を

行政から発信されたものを、うまく活用しながら

お伝えしている事例をご紹介致します。(緊急事態宣言が発令された地域)

管理組合の組織は…

  ★管理会社がパートナー。

  ★理事会の諮問委員会として防災委員あり。

  ★自治会なし。

標準的な感じですね。

日頃から、災害に対しては防災委員を中心に防災訓練、

災害時対応をイメージしてのマニュアルを作成と、

日頃から課題の多い理事会に代わり計画・準備をしています。

今回も、防災委員がいち早く情報を収集し、理事会に対策を提案。

理事会と管理会社で話し合い後、ホワイトボードに掲示し

居住者の皆さまに共有していただく手配をしました。

  ●管理会社のコロナウイルスに関する対応について

  ●スタッフの勤務状況

  ●厚生労働省からの感染対策のチラシ

  ●横浜市からのお願い

  ●症状が出た場合などの相談窓口

  ●アルコール消毒ボトルの設置(ホワイトボード前)

共用施設については、定時間で窓を開けて換気

(理事会が状況をみて閉鎖検討中)

こんな感じで、皆さんが通る場所にホワイトボードを設置しています。

防災訓練でも活用している「ホワイトボード」なので、

自然と情報伝達があるんだな~と見ていかれるとか。

これならすぐにまねが、できそうですよね。

 

命を守り住み続けれる為に

昨日書きました、「マンション内の感染拡大を防ぐ為に管理組合としてできること」

その参考になる記事をご紹介いたします。

居住者の皆さまにお願いする為にも、知っておくと伝え方と対策も変わりますよね。

家族陽性と判断され濃厚接触者としての立場からの方の報告です。

マンション管理組組合への報告と生活、消毒の事例が含まれています。

参考にしていただき、先ずは理事会にて共有しておくと

パニックが防げるのではないでしょうか。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202004090004-spnavi

それから、これだけは何度もお伝えさせていただきますね。

「陽性」と判断された方に、家族に、罪悪感を持たないでね.

持たせない管理組合でいてくださいね。

ウイルスは、勝手に体内に同居しにやってくるだけです。

まだ、共存できない体の方がたくさんたくさんいらっしゃるだけなんです。

だから、命を落とす可能性が大きい。

「陽性」と判断されようがされまいが、みなさんで感染拡大を防ぐ。ただそれだけ。

管理組合として、共用して住むもの同士として考えてとる行動は、

「命をまもり住み続けれる場所の為に」

なんですよね。