分譲マンションの管理運営の世界は奥深い

この言葉、何回も何回も登場しちゃうほどマンボープロジェクトとしての役割がこの「奥深さ」にあるのだと思っています。

そして、分譲マンションとしての「災害に備える」ことは「管理組合の組織力」簡単そうで難しく永遠のテーマかもしれませんね。

さて、最近ようやくよく耳にするようになった「マンション防災」という言葉。

自身のマンションに自治会、自治防災組織がなくてもいいんです。早急に取り組む事は、普通の災害に備えることと同じことです。

①自分が住む家(専有部分)での被災を無くそう!

家具の固定に配置、火災を防ぐ、各家庭での安否確認、食のローリングストック、自宅で排泄する為の備え(携帯トイレのローリングストック)などなど各自で命を守り、被災生活を乗り切る為の備えをする事。

各自の命と住まう場所を確保できることで、分譲マンション内の命は大半が守られます。

しかし、その「個々」が集まって生活が続けられる場所とならなければ「資産」としての価値も下がってしまうのが分譲マンション。

②同時に、共用部をどう守るか、建物と人の安否確認をどをどのように行うか、どう補修していくかを考えること、災害時のルールを共通認識とする事が、分譲マンションにおける災害に備えるとても重要な部分ですよね。それが管理組合としての責任。

分譲マンション内での生活は全て「管理組合」として「管理規約と使用細則」に基づき決めてまとめなくはならないのですから。

➂最後に「地域と繋がりの中での災害に備える」

自身のマンションから一歩外にでるということは、地域の中にお邪魔するということ。ガス・電気・水・汚水、そして車道も歩道もその地域を通って自身のマンションまでたどり着きますよね。そしてマンションという「資産」はその地域の良し悪しによっても変わりますよね。

自分達の要塞が大丈夫だからといって、地域の災害時に何も関わらないなんてことできるのかしら?