震災もコロナウイルス災害も「ゴミ」の問題は重要な備えポイント

マンションライフの良いところって、

「ゴミ袋に入れて出すだけ。後はゴミ収集所まで運んでそこのお掃除もしてくれる。」

なんて便利なシステムでしょう!

これは、誰かが自分の代わりにしてくれるから成立すること。

この『代わり』がいなくなったらどうなるのでしょう。

答えは簡単。自分でゴミ収集所まで出しにいって、回収後に収集所を掃除するだけ。

ただそれだけ。

でも集まって暮らしてるマンションのゴミ収集所は、皆さんで使うもの。

ゴミ出しは各自でできますが、誰が掃除するのでしょう???

うん?それ以前に、

災害時にゴミの回収に来てもらえるのでしょうか?

過去の大震災では、震災後の悩みの大きなものの一つに

「ゴミの出し方、収集場所の確保と管理」

が大問題になっていたのです。

震災の時は、家財などの粗大ごみも多く出され、収集所が山のようになり、

収集所以外に出す人が出てきました。

そのうち、近隣の方もそのゴミ山に捨てていく…。

普段のゴミ出しでも、

     匂い・水漏れ・分別がされてない

そんな、ゴミ出しルールが守られていないと問題になっていませんか?

普段から守られないものは、災害時は尚の事守られない。

そう思っておく方がよさそうです。

そしてゴミの量

例えば、100戸の家庭が、45Lのゴミ袋を週2回で2袋 

  100×2=200袋

これが2週間回収されないと

  200×2=400袋

400袋!!収集所に収まるでしょうか?

ゴミの量を減らしたい…そう思っちやいますよね。

今、コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為に「外出自粛」が続いています。

家から出るゴミは、今まで以上になっていませんか。

そのゴミの中には「感染予防」に使った

マスク・手袋…ウイルスが付着しているもの可能性があるもの

そのまま無防備に捨てていませんか?

敷地の収集所は管理組合が管理するところです

いつも問題になっていることは、このような事態に無くなるものではなく、

むしろより悲惨な状況になりかねない事を、管理組合としても理解し、

①普段から守っていて欲しいこと

②災害時には、回収車が来るまでどこに、どのように収集し、誰が管理するのか

最低、この2点は理事会で話し合い、居住者の皆さまに「共通認識」としておくことが大事ではないでしょうか。

更に…トイレの水が流せない場合は、

「携帯トイレ」を使用したとしても、その汚物ゴミをどのように出すのか。

生的観点からも考え是非とも一度、話し合っておいて損ではないのでは?

マンボープロジェクトの「トイレのお話」では、この部分を考えていただけると

嬉しいなと思いお話させていただいています。

被災しているからこそ・・・仙台レポート その2

2019年7月21日

  トイレの事は管理組合と各世帯で

Wooマンボープロジェクトのサポートをしてくださっています、

NPO法人東北マンション管理組合連合会 常任理事の小島浩明氏自身の

マンション びゅうパルク南仙台 様の防災倶楽部のミューティングにて

「分譲マンションにおけるトイレについて」

僭越ながらお話をさせていただきました。

びゅうバルク南仙台様は、仙台市のすすめる【杜の都 防災力向上マンション】

五つ星を頂いている、マンション防災トップクラスの管理組合様です。

     管理組合と自治会 そして災害対策本部

管理組合の災害に対するフォローを災害対策本部が担い、

自治会、近隣自治会とのパイプ役をすることでうまくまとめてらっしゃています。

そんなマンション防災パイオニアの管理組合様だからこその今回の企画

「トイレと排水を考える」にお招きいただきました。

東日本大震災では、トイレが使えた…

正確には、使えた地域と、使えないのに使ってしまっていた地域がありました。

このことにより「トイレは何とかなる」「流してしまえば問題ない」

そう思われてる方が多くいいらっしゃる事になってしまったそうです。

災害を体験したからこそ言える「何とかなるさ」なんだともおもいました。

   確かに何とかなるかもしれない。

   でもね、次は何とかならないかもしれない

だから今、再度考えて備えておきたい

災害に対する備えに完成は無いのです

そんな防災大先輩の管理組合の皆さまに、マンボープロジェクトとしてお伝えできるの

は、実際に「携帯トイレだけで1週間を過ごして気がついた事をお伝えすること」

    こういう選択があり、こんな問題がありそう。

     参加されてた、老若男女問わず皆さまから

「考えもしなかったことばかりだ」

「携帯トイレは、各戸で備えておく方が安心ですね」

「管理組合として考えて、事前にルール決めは必須だな」

「女性にも参加していただき、一緒に考える必要がありますね」等々

参加者全員が【自分ごと】となった瞬間です。

      嬉しい

今回のように、きっかけをの場を作るお手伝いをさせていただいくのが、

wooマンボ-プロジェクトのお役目だと考えています。

びゅうパルク南仙台の皆さま、貴重な震災体験談と、備えのお話しを

お聞かせいただき、ありがとうございました。

また、「まちづくり活動賞受賞」おめでとうございます!!

お祝いの席で頂きました「マンボウのお刺身」は絶品でした。東北のお酒と

とても合う。皆様のチームワークの素晴らしさにただただ感動するばかりでした。

  

地域の自主防災会の勉強会にて災害時の排泄を考え備えてもらう話をさせていただきました

2019年10月26日

Wooマンボープロジェクトでは、

マンションが建つ地域との繋がりも

大切な「マンション防災・備災」だと考えています。

丈夫な建物だからといっても、地域の避難所にお世話にならなくては

ならない事態がおこるかもしれないですし、

その逆に、近隣の方を、お受け入れしなくてはならない事態もあり得ますよね。

この度、地元の自治会防災会の防災委員の勉強会に

「携帯トイレというものを考える」

そんな機会が欲しいとのご依頼を頂き、

「災害時の排泄処理の選択を平常時から考えて備えませんか」

というテーマで、携帯トイレでの1週間過ごした体験から、

各家庭と避難所の両方の事をイメージしていただくお話を

僭越ながらさせていただきました。

また「携帯トイレ」といわれるものに、実際に触れていただき

少しでも身近なものに思っていただける時間も設けました。

帰り際、ご婦人の皆さまが「すぐに家庭の分を備えるわね!!」

とおっしゃて帰られました事が、嬉しかったですね。

避難所の運営は・・・かなり課題が残りましたが、

おおきな一歩になっていただけると幸いです。

静岡新聞に紹介いただきました

2019年11月1日

静岡県の地元紙、静岡新聞 SBSで取り組む

『Team Budy』で、マンボープロジェクトの取組を掲載していただきました。

『Team Budy』とは、企業と連携し、いつも身近にいて、県民一人一人をサポートする相棒のような存在になりたいという思いが込められたプロジェクトです。防災について「知る、学ぶ、備える、守る、つなげる、シェアする、伝える」活動です。

あら!?マンボープロジェクトの思いとリンクしています!

取材してくださいました記者さんも、分譲マンションに住んだことのある方でしたので

「あるある」ばなしで花が咲き、マンボーの思いをキリッとまとめてくだしました。

最後はペットの「愛猫ちゃん」の話で終了。

「猫ちゃん」のように、ほどよい距離感で関わるという距離の取り方。

見習うと、マンションで住むことも、案外苦痛でなくなってくるんじゃないかしら。

SBSラジオ〔静岡放送〕鉄崎幹人のWASABIに出演しました その2

2019年10月22日・12月10日

「マンションの減災と、トイレについてを考える」を2回に分けてお話させていただき

ました。本日は、2回目をご紹介します。

 SBSラジオ〔静岡放送〕11:35~11:45

 鉄崎幹人のWASABIの番組の中のコーナー

 【防災プロジェクト Team Budy】

 12月10日は「マンションの減災について考える~トイレ編~」

短い時間でしたので、サクッとしかお話しできませんでしたが、

災害時を想定して、携帯トイレを使って過ごした1週間の家族体験と、

地震により発生した共用設備の問題。

いずれも体験談をもとにお話ししました。

今回はメインの、

「共同の建物の中での排水とマンションが建つ街の中の建物である」と

「地元の避難所の仮設トイレを使用する事も考えるとしたら…」

管理規約と近隣地域とのお付き合い

というこの2点を考える事で、マンションの区分所有者の立場から考えておきたい

問題点と備えの話ができませんでした。

改めて、書き綴っていきますのでご覧いただけると嬉しいです。

それでも、日頃から使っている排泄の為の『便器』をつかえば

『携帯トイレ』で災害時に、少し心に余裕が生まれるってことは

お伝え出来たと思います。

「あー、チョット準備しておこうかなあ」

「管理組合の理事会でも話題にあげて行動した方がいいよね・・・」

分譲マンションという共同住宅にお住まいの方に

自分事として考えてもらえると嬉しいです。

もちろん、携帯トイレの体験談は、マンションにお住まいの方だけでなく

全ての皆さまに共通する内容ですので、参考にしていただけると

更に嬉しいです。

※追記:2020年4月現在、コロナウイルスの感染問題の中からも

 災害時のトイレの問題は重要な課題で、ここではお伝えできていない

 「気を付けていただきたいこと」もございます。別途、ご紹介させて頂きます。

SBSラジオ様に、このような機会を頂きました事、感謝致します。

SBSラジオ〔静岡放送〕鉄崎幹人のWASABIに出演しました その1

2019年10月22日・12月10日 

「マンションの減災と、トイレについて考える」を2回に分けてお話させていただきました。本日は、1日目をご紹介します。

  SBSラジオ〔静岡放送〕11:35~11:45

  鉄崎幹人のWASABIの番組の中のコーナー

  【防災プロジェクト Team Budy】

10月22日は「マンションでの災害とは?~マンションの防災・備災を区分所有者の立場から考える~」

「マンションって、人と人との関係が希薄で大変でしょ・・・」

そうなんですよね。ホントその通り。

しかし、昨今の災害からマンションでも「人と人との繋がり」が

必要ではないかと、問い直されていますよね。

マンションで災害に遭うということは、

共用部分と、専有部分の両方の被害に遭うということなんです。

専有部分といっても、共用設備と繋がってたり。

雨漏りなんかもそうですよね。

つまり、自分だけで対応する事が出来ない部分もあるということです。

なので、初めから分譲マンションを購入すると「区分所有者」として

管理組合の運営に参加して全員で自分達の建物・設備を

管理しなくてはならない義務になっています。

実は、初めから「管理組合」といものを通して

「人と人の繋がり」がなくてはならないもになっているんです。

賃貸マンションとの違いはここ!

なのに、管理会社(管理組合のパートナー)がいるから、

自分達は何もしなくていいと、

人任せになってしまっている方が多いのではないでしょうか。

だから災害の事も「誰かがやってくれる」からと、お客様になってませんか?

そこで、実際に災害に遭い、共用設備の修繕・補修をすることから始まった

様々な管理組合の体験談を元にお話させていただきました。

10分と短い時間でとてもお伝えきれませんでしたが、

なんとなく「そうなんだー」って思っていただければ嬉しいです。

分譲マンションというカテゴリーは、なかなかスポットを浴びせていただけないなか

SBS放送様に、この度このような機会を頂けました事、心からお礼申し上げます。

体験者が気づかせてくれたこと

2019年7月6日

日本全国に増え続ける分譲マンション・・・縦型長屋の共同管理の集合住宅。

この住まい方、初めて日本に登場してまだ63年あまり。

そりゃあー、まだまだ未知なわけでして。

でも、災害は数々体験してきていますよね。

なのに不思議です。

分譲マンションの防災・備災は、おいてきぼり。

どうしたら、多くの方(管理組合)に関心を持ってもらえるのだろう?

そんなことを考えていた時にチーム・トイレの自由 https://www.toilet.ne.jp  さんが

ご紹介くださった1冊のマンガから災害の体験を知るこで

【ただただ怖い】ではなく【事実を知ることで状況をイメージして備える】そんな

きっかけをくれました。

  『明日、地震がやってくる!』

  著者: 世鳥アスカ

  発行: 株式会社KADOKAWA

「明日、地震がやってくる!」より

3・11東日本大震災の時、著者の世鳥アスカさんは

千葉県浦安市のマンションにお住まいでした。

マンションで、ライフラインが止まるとどうなるのか・・・?

リアルに、でもユーモアたっぷりに書かれています。

残念ながら、分譲マンションの管理組合としての動きは

描かれていませんが・・・。

マンボープロジェクトとして「管理組合としての災害時のトイレ」

ここに力を入れて考える「2つのきっかけ」のうちの1つであります。

追伸:ご紹介させていただきまし本は、現在書店では販売されていません。チーム・トイレの自由さんのホームページhttps://www.toilet.ne.jpにてご購入されるかAmazo、Kindleなどで購入できます。

家族で楽しむ一週間災害用トイレ生活

2019年7月22日

「トイレを長期間使えないとなったら…」

縦型長屋の建物に設備を共有して住む者にとっては

とても気になる問題!

そこで、

家の便器は使えるけど水は流せない!

を想定して「袋の中で吸わせる」=携帯トイレを使って

一週間夫婦で体験してみました。

その体験談を

マンション・ラボ https://www.mlab.ne.jp さんが取材してくださり、

可愛く、真面目にまとめてくださいました。

マンボープロジェクトの想いも語らせていただいてます。

3分割になってますので、ひとつづつクリックしてのぞいてみてくださいませ。

https://www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/

https://www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/2/

https:/www.mlab.ne.jp/safety/columns_20190720/3/

インターネットラジオ放送局「ゆめのたね」に出演しました

2019年7月3日(水)

ゆめのたね東日本チャンネル「まもらじ」

https://www.facebook.com/woomanbooproject/posts/1071237459749234

Wooマンボープロジェクトのサポートをしてくださってます

坂井誠二(Masahito Sakai)さんのご紹介で、

インターネットラジオ放送局「ゆめのたね」の防災アドバイザーの

楠本あゆ美(Ayumi Kusumoto)さんがパーソナリティーをつとめる

「まもらじ」のコーナーに出演させていただきました。

マンションの管理組合の運営を真剣に考えは始めて今日までの間

たくさんの方々と出逢い、繋いでいただきましたことへの

感謝の気持ちも込めて

マンションの防災・備災、マンションという縦型長屋における

「トイレ」の問題について語らせていただきました。

楠本さんと意気投合。マンションに住まうもの同士の

あるある。

理解してくださる方々が増えると、知恵も増える。

勇気も増しますね。

後日、楠本さんのブログにも放送内容を書いてくださいました。

こちらもあわせて、ご覧いただけると嬉しいです。

https://ameblo.jp/armorssecurity/entry-12489701698.html

【7月3日のまもらじさんはwooマンボ- 簡易トイレでマンション防災】

落ち着きましたら浜松に!

来週開催予定をしておりました講座が

本日、中止と決まりました。

定員を上回る参加申し込みがあったとの事。

新型コロナウイルス感染が終息しましたら、

私のふるさとであります浜松で、あらためて

皆様と一緒に考える時間を頂けるよう願って

おります。